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頭痛とコーヒー

こんにちは。
新緑が眩しい季節です。
我が家の木や雑草はもう伸びたい放題…こりゃ夏前には何とかせねば…と思う今日この頃です。


コーヒーはお好きですか?
コーヒー豆を挽く香りに癒される方も多いと思います。
コーヒーは病気を予防する効果やリラックス効果など、さまざまな健康効果が期待できる飲み物です。
コーヒーに含まれるカフェインは、神経や筋肉を刺激する作用があるので、肉体の疲労を回復させる効果があります。



では頭痛に対してはどうでしょう。
頭痛のタイプによって変わってきます。

片頭痛
何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。 脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。

緊張型頭痛
精神的なストレスや長時間のデスクワークなど同じ姿勢を続けたことによって、血行が悪くなり首や頭の筋肉が緊張してしまうことで起こります。肩や首の凝りを伴う人が多いのですが、これは、原因・メカニズムが似ているためです。


頭痛にコーヒーが効く人は、脳の血管が拡張して痛みが起こる『片頭痛タイプ』の人です。
コーヒーに含まれているカフェインは、脳の血管を収縮させる働きがあります。
つまり、片頭痛が起きているときにコーヒーを飲むと、拡張していた血管が元に戻り、痛みが和らぎます。
ただし、カフェインが血管を収縮させるのは少しの間だけなので、一時的な効果はあっても、コーヒー自体に片頭痛を予防する効果はありません。

『緊張型頭痛』あるいは『片頭痛と緊張型頭痛の両方を持つ混合型』の人にはコーヒーはおすすめできません。

筋肉が緊張している状態で、さらに血管を収縮させてしまうと血流が悪くなり、さらなる悪化を招いてしまう恐れがあるからです。

自分の頭痛が片頭痛なのか、それとも緊張型頭痛なのかを見極めて正しく摂取する事が大切です。

また、カフェインは基本的には体に良いとされていますが、摂取しすぎは禁物です。
カフェインには中毒性もあり、大量のカフェインを毎日摂取していると、カフェインが切れたときに片頭痛が起きてしまうことがあります。一日3杯までにしておきましょう。


自分の頭痛が片頭痛なのか、それとも緊張型頭痛なのか、混合型なのか。

頭痛はタイプによって治療法が異なります。温めるとよくなるもの・悪化するものなど症状が起きた際の対処法も変わってきます。
正しく診断し治療を行えば、多くの頭痛は良くなります。


当院では専門医が丁寧にお話をうかがって、適切な検査を行った上で診断し、患者さまと相談しながら快適な生活を取り戻せるよう最適な治療法を決めていますので、安心してご相談ください。