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骨粗鬆症〜コツコツと骨を元気に(その②)

こんにちは。

前々回、骨についてお話しさせていただきました。今回はその続編です。

骨粗しょう症とは、骨が弱くなり、骨折しやすくなった状態です。
骨密度が減っていても、自覚症状はほとんどありません。現在は症状が出ていなくても、いずれ腰痛や骨折を起こす危険が大きいと言われています。また、動脈硬化の進行や反復性のめまいに関与するとも言われています。
予防・治療には、早い段階で骨密度の状態を把握することが大切です。


骨密度検査には3種類あります。

🦴超音波検査
検診でよく用いられている、かかとの骨の骨密度を測定する方法があります。放射線被曝はありません。

🦴MD
手のひらのレントゲン写真をとって測定します。簡便で被曝線量も少ないです。

🦴DXA(デキサ)
微量なX線をあてて正確な骨密度を測定するもので、最も信用度・精密度が高いと言われ推奨されています。腰椎、大腿骨で測定します。


測定する部位の骨密度を表すので、検査結果が全身の骨密度を示すわけではありません。

腰椎、大腿骨は、転倒した際に骨折が生じやすい部位であり、その当該部位を測定するDXA(デキサ)法は骨の状態を評価するのに最も適した検査方法と言えます。


当院では
DXA(デキサ)法を用いて、診断治療を行なってます。検査は10分程度で終了します。



料金は以下の通りです。

骨密度検査(DEXA

 ※(自費の場合)              4500円 
    ※
(保険適応の場合)          3割負担・・1350円
                                            2割負担・・900円
                                            1割負担・・450円
  (別途、診察料がかかります。)

 

治療の中心は薬物治療になりますが、骨密度低下や骨質の劣化には、食事や運動などの長年の生活習慣も深く関わっています。日頃の食事の改善や運動も取り入れていくことが大事です。

多くの場合、骨粗鬆症の薬物治療は、1年・2年~といった息の長い治療で効果があらわれます。自己中断せず続けることがポイントです。
根気よくコツコツと続けていきましょう。


骨について心配な方は、お気軽にご相談ください。